ごあいさつ
孝仁病院PET画像診断センター
センター長 村田 雄二
孝仁病院PET画像診断センターは、検査薬を病院内で
製造できる岩手県で唯一の臨床PETセンターです。
今や、がんの発見・診断のためにPET検査は不可欠の
ものといってよいでしょう。私たちは、岩手県および
東北地域の皆様の健康をお守りするべく、最新のPET
装置を用いて質の高いPET画像診断を提供いたします。
[経歴]
平成元年 3月 | 東京医科歯科大学医学部卒業 |
平成元年 5月 | 東京医科歯科大学医学部放射線科入局 |
平成 6年 7月 | 旭中央病院放射線科医員 |
平成 7年 7月 | 東京医科歯科大学放射線科医員 |
平成 8年 4月 | 東京医科歯科大学放射線科助手 |
平成11年10月 | 東京医科歯科大学放射線科講師 |
平成20年 4月 | 現職 |
[学位・資格]
医学博士 |
日本専門医機構認定放射線科専門医 |
核医学専門医 |
PET核医学認定医 |
[一般の皆様へ]
現在、国内の全死亡者数の3人に1人は「がん」で亡くなられております。がん罹患者は高年齢化にともない、今後とも更に伸び続けることが予想されています。
一方、「がん」は、早期発見こそが早期の治療と早期の根治に結びつく最善の手段であることは良く知られております。今日では、PET-CTという最新の画像診断装置を駆使したがんの検査方法により、病巣の早期発見が可能になりました。
診断精度の高い検査装置で「がんが見つかったら恐い」と尻込みされる方もいらっしゃるかもしれませんが、勇気を奮って是非PETがん検診を受けてみてはいかがでしょうか。検診はもちろんご自身の為ですが、ご家族やご自身が支え、支えられている大切な方々のためでもあります。“健康第一””かけがえのない健康”そんな思いも実践しなければ意味がありません。PET-CTがん検診でもしがんが見つかっても、早期治療・早期根治で結果的にPET-CTがん検診を受けてよかったと、かならず喜んでいただけるものと確信いたします。
[がん診療に携わる先生方へ]
今日では、がんの診断や再発・転移のチェックに、PETは不可欠の検査となっています。当センターでは、撮影されたPET画像を速やかにチェックし、必要に応じて遅延像や追加撮像を施行し、詳細な画像診断を行い、迅速に結果をお送りしております。岩手県を中心とする北東北地域のがん診療に携わる先生方に、是非当センターをご利用いただき、がん診療にお役立ていただきたいと考えております。
私たち孝仁病院PET画像診断センターは、全ての人が健康で豊かな生活を営まれることを心から願い、PETがん検診・診断の有効性と重要性の啓蒙に取り組んでまいります。